コワーキングスペース「おいない烏丸」の体験レビュー!個室なしのアットホーム感とは

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京都の中心地、四条烏丸と烏丸御池の中間あたりに位置する「おいない烏丸」は、小ぢんまりとしたアットホームな雰囲気のコワーキングスペースです。個室はありませんが、慣れると居心地の良い雰囲気を醸し出しているのが魅力です。

四条烏丸エリアでコワーキングスペースを探している方はぜひ参考にしてください。

四条烏丸から「おいない烏丸」への行き方

「おいない烏丸」は、四条烏丸から徒歩約5分とアクセス抜群の立地にあります。地下鉄や阪急電車を利用して訪れる方にも便利な場所です。以下に、四条烏丸からの具体的な行き方を紹介します。

最寄り駅からの簡単アクセス案内

21番出口を利用
地下鉄「四条」駅、または阪急「烏丸」駅の21番出口を出ます。

21番出口を目指して直進

突き当たりを右

小さな階段を越え

左の階段を登る

階段を登り切って21番出口へ

21番出口を出たら右(北)へ
21番出口を出たら、烏丸通を右手(北方向)に進みます。大通り沿いをまっすぐ進み、蛸薬師通(たこやくしどおり)をさらに北方向に進みます。

出口を右へ

まっすぐ直進

蛸薬師通をさらに北へまっすぐ

トキワビルを目指す
蛸薬師通を少し進むと、トキワビルが右手に見えてきます。「おいない烏丸」はこのビルの4階にあります。ビルの入り口には「おいない烏丸」の案内看板が出ています。

トキワビル

ビル前に看板が出ています

ビル入り口

モダンな風貌

4階oinai karasumaへ

右奥が「おいない烏丸」です

地図(出口から徒歩で約5分)

アクセスマップや写真を参考に、実際に訪れてみてください。京都らしい温かみのある雰囲気があなたを迎えてくれます!

住所:京都府京都市中京区手洗水町647 トキワビル 4-B

おいない烏丸」の雰囲気と第一印象は?

開放感とアットホームな雰囲気

「おいない烏丸」に足を踏み入れた瞬間、感じるのは温かみのある落ち着いた雰囲気です。
内装はシンプルながらも木の温もりを感じられるデザインになっています。建築設計事務所が運営しているだけあり、空間の使い方や家具の配置に工夫が感じられます。

個室がないフリーアドレス制(会員用の固定席あり)ですが、その分空間全体に広がる開放感が魅力的です。利用者同士の距離感も程よく、作業に集中もでき、かつ利用者同士の交流もしやすい感じでした。

しかし、個人的な感想は、静寂な感じではなく、少しごちゃごちゃとしている感じがしました。

初めての方は受付まで緊張するかも

エレベーターを降りると、まず建築設計事務所のオフィスがあります。「ここで本当に合っているのかな?」と迷う方もいるかもしれません。特に「おいない烏丸」の受付が奥にあるため、一見しただけではコワーキングスペースの入口が分かりにくい印象があります。

エレベーターの正面
右奥が「おいない烏丸」

受付に誰もいないこともあり、どうしていいのか分からず戸惑うことも。フレンドリーに声をかけられる方であれば問題なくスタッフに繋がれますが、人見知りの方や初めての場所が苦手な方にとっては、少し勇気が必要です。この点で、初訪問時のハードルの高さを感じることがありました。

おいない烏丸」のリアルな利用体験からの感想

「おいない烏丸」をドロップインでの利用体験から感じたことを、施設の特徴や利用の流れに沿って詳しくご紹介します。

ドロップイン利用の受付手続き

ビルの4階の右奥「おいない烏丸」内にある受付で「ドロップインで利用したい」と伝えると、丁寧に利用方法を説明してくれます。固定席と会議室以外は、キッチンを含めて自由に使えます。

全国展開しているコワーキングスペースではなく、建築設計事務所が運営しているので、最初はよその会社にお邪魔して作業をしている感じです。しかし、慣れてくると、他の利用者との交流も計りやすいと思います。

四条烏丸エリアで最安値の料金設定

ドロップイン利用は1日1,000円という低料金です。時間単位の課金制ではないため、時間を気にせず作業に集中できるのが魅力的です。烏丸エリアでこの価格設定は、非常にリーズナブルに感じました。

フリーアドレス席の使い心地

館内の席配置は、手前にフリーアドレス席、奥に固定席という構造です。フリーアドレス席は、3席並びで席に衝立があります。隣との距離が近いのが、少し気になりました。満席になる雰囲気はありませんでしたが、満席になると居心地は良くないと思います。また、コンセントのない席があるのもやや不便でした。

利用者層と雰囲気

平日の午後でしたが、利用者は少なく、静かな雰囲気でした。14時を過ぎると少し人が増えました。特にフリーランスや自営業の方が多そうな印象でした。学生の利用者もあるように感じられました。

イベントが充実した魅力的なコミュニティ

「おいない烏丸」では、飲み物や食べ物を持ち寄るイベント、展示会、金融知識の勉強会など、多彩なイベントが定期的に開催されています。これにより、フリーランスや自営業者が交流の場として利用するのにも適しています。また、「オープンデー」では無料でドロップインを試せる機会があるため、興味のある方は公式サイトをチェックすると良いでしょう。

引用:oinai karasuma公式サイト

利用体験からの総評

「おいない烏丸」は、リーズナブルな料金とアットホームな空間が魅力のコワーキングスペースです。ただし、席の配置やコンセントの数など、利用者によっては改善を期待する部分も感じました。一方で、多彩なイベントや交流機会が提供されており、仕事とコミュニティを両立させたい方にはおすすめだと思います。

おいない烏丸」の設備の特徴と魅力

「おいない烏丸」は、シンプルな小ぢんまりとした環境なので、利用回数が増えると居心地の良さが増していくように感じました。主な設備の特徴をご紹介します。

フリーアドレス席(2パターン)

フリーアドレス席は、どこでも自由に座ることができる形式です。少し手狭な感じがしますが、利用者が少ないので、ゆったりと作業ができます。コンセントのない席もあるので、コンセントが必要な方は、コンセントが使える席を探す必要があります。

フリーアドレス(引用:Kyoto Startup Homebase)

利便性抜群の共用キッチン

他のコワーキングスペースにない特徴の一つがこのキッチン!
「おいない烏丸」には共用キッチンがあり、飲食物の準備や軽食のためのスペースとして活用できます。キッチンの前には大きな机とソファ席が配置されており、ランチタイムや休憩の際に非常に便利です。また、カジュアルな会話が生まれる場所としても機能しています。
これが、アットホーム感を高めているポイントだと思います。

キッチン
キッチン前のソファ&テーブル席

(引用:Kyoto Startup Homebase)

多目的に使えるミーティングルーム

ミーティングルームは、打ち合わせやプレゼンテーションに利用可能です。いろいろな物も置かれていますが、十分な広さが確保されており、快適に話し合いができる空間です。
会員の方は、月18時間まで無料です。ドロップインの方は、2,200/時間で利用できます。

(引用:Kyoto Startup Homebase)

「おいない烏丸」の料金体系まとめ!「たちより会員ドロップイン)と「おいない会員」の違い


「おいない烏丸」では、利用スタイルに合わせた料金プランが用意されています。
短時間の利用に適した「たちより会員」と、定期的に通いたい方におすすめの「おいない会員」があります。それぞれの特徴と料金体系をわかりやすくご紹介します。
ただし、どちらのプランも、土・日・祝日は休業日で、平日のみ利用可能です。平日は夜8時まで利用できるため、昼間だけでなく夕方以降も作業することは可能です。

1. たちより会員ドロップイン

たちより会員は、「必要なときにだけ利用したい」という方に最適なプランです。

 

料金    :1日 1,000円(税込)

利用可能時間:平日 午前9時~午後8時

利用可能日 :平日のみ(土・日・祝日は利用不可

 

1日単位の料金設定なので、時間を気にせず集中して作業に取り組むことができます。ただし、土・日・祝日は利用できないため注意が必要です。

2. おいない会員(定額プラン)

おいない会員は、定期的に通いたい方や交流を図りたい方におすすめの月額プランです。

 

フリーアドレスプラン:

 • 月額 8,000円(税込)

 • 平日限定で利用可能

 • 利用時間:午前9時~午後8時

 

固定席プラン:

 • 月額 20,000円(税込)

  (住所利用・郵便物の受取も可)

 • 自分専用の席を確保

 • 平日限定で利用可能

 • 利用時間:午前9時~午後8時

 

平日限定ですが、朝から夜まで利用できるため、平日と休日のメリハリをはっきりさせたいフリーランスやリモートワーカーにとって魅力です。
会員になるには、面談・審査が必要です。

3. 追加サービスと特典

イベント参加:

 会員は、館内で開催されるイベントに参加可能。ビジネスや趣味、交流を目的とした幅広いイベントが企画されています。

 

無料体験日(オープンデー):

 不定期に開催されるオープンデーでは、無料で施設を体験できます。

4. 初めての方におすすめの利用方法

• 短時間利用や気軽に試したい → ドロップイン(たちより会員)

 

• 定期的に通いたい、交流を深めたい → おいない会員(月額プラン)

「おいない烏丸」は、平日を中心に作業スペースを必要とする方に最適です。
まずはドロップインで気軽に試してみて、必要に応じて定額プランへの切り替えを検討してみてはいかがでしょうか?

「おいない烏丸」公式サイト

「おいない烏丸」はこんな人におすすめ!

「おいない烏丸」は、四条烏丸を拠点として働く人たちにとって、便利で気軽に利用できるコワーキングスペースです。ただし、土・日・祝日は利用できないため、平日を中心に活動する方に向いています。ここでは、「おいない烏丸」がどんな人にぴったりなのかを具体的にご紹介します。

1. 平日中心で作業するフリーランスやリモートワーカー

「おいない烏丸」は平日の午前9時から午後8時まで利用可能です。休日の利用ができないので、休日は休むリズムが作りやすいです。特にフリーランスやリモートワークをしている方には、安価で快適な作業スペースとしておすすめです。

 

2. コミュニティを重視する方

「おいない烏丸」では、定期的に開催されるイベントを通じて、他の利用者と交流する機会があります。フリーランスや自営業の方で、仲間づくりや情報交換をしたい方には最適な場所です。

 

3. 安価なコワーキングスペースを探している方

烏丸エリアでは、1日1,000円というドロップイン料金は非常にリーズナブル。さらに、月額プランも手頃な価格で提供されています。アクセスが良いことも大きな魅力です。

 

おまけ:キッチン付きの施設が魅力

共用キッチンを自由に利用できるため、軽食を取ったり、ランチを楽しみながら作業したい方にも向いています。利用者間での情報交換も期待できそうです。

まとめ

「おいない烏丸」は、京都の中心部(四条烏丸)に位置するコワーキングスペースです。
平日午前9時から午後8時のみの利用で、休日は利用できません。しかし、フリーランスやリモートワーカーだと、ついつい休みなしで働きがちですが、平日と休日のメリハリをつけて仕事をしたい方には最適です。

このスペースの特徴は、手頃な料金設定です。ドロップインプランは1日1,000円で利用でき、フリーアドレス席や共用キッチンが利用可能です。また、月額会員になると、さらにイベント参加もできるので、自分のスタイルに合わせた使い方ができます。

「おいない烏丸」では、アットホームな雰囲気の中で作業ができ、他の利用者との交流イベントも定期的に開催されています。これにより、仲間づくりや情報交換ができるのも大きな魅力です。

ぜひドロップインでの利用から始めて、あなたにあっているかを実感してみてください。